カマス、かます、かさご [アナログ 調布市 布田]
2015/11/20
「おいしい魚が食べたいぃ~」と思い、ブラブラすれど・・・やっぱり確実なのはこのお店「アナログ」
アナ「今日は、極上のカマスが入っているんですよ~」
アナ「横須賀で揚がったカマスです」
ぶ主「じゃ、それ」
アナ「焼いたほうが、おいしいんですけど、刺身も油がのっていておいしいんですよ」
ぶ主「カマスを刺身?? えっ? カマスにあぶら?・・・・・・」
と言うことで、
- カマス(刺身)
- カマス(焼)
- かさご(煮)
と、注文
「カマスの刺身」
皮目をあぶり、出されたカマス
っんまい!こんな上品な油は初めて!
カマスが淡白でない!
ましてやカマスが水っぽくない!
さらりとした上品な油、炙った皮目の香ばしさ、醤油の引き立て役のワルツでこんなにおいしい魚だとは思わなかった。
カマスは焼いたら、淡白な身で醤油かけて食べるもんだと思い込んでいましたが、今回の刺身は最高です。
アナ「今の季節、何でもおいしいんですが、今回のカマスは極上品です」
納得です!!!!!(''◇'')ゞ
「焼カマス」
焼カマス・・・・・・凶暴な顔つきの割に、油がのった白身。
ホクホクと頬張れば、噛み締める度に、上品な油がじゅわぁ~~~!
箸が止まらない。それどころか、日本酒を飲むことを忘れる。
「かさご煮付け」
今回は「煮付け」と銘打っています。
- アナ「かなり召し上がれるので、小ぶりにしますか~?」
・・・・・・バカ言っちゃいけない。ガッツリ食べたいのだよ。 - ブ主「いちばん、大きいのでお願いします・・・」(;´д`)
・・・・・・言ってしまいました。(*^p^*)
ウロコをシャリシャリ取りまして、湯気もほのかな甘ツユの鍋から出てくれば、プリップリの身がお出迎え
カサゴの上品なうま味、ツユの甘さも心地よい。
隣りの飲んべぇ~が、・・・三鷹の宮田酒店の店主さん (´・ω・`)
月曜日は定休日だそうで、市場視察との事
市場調査もかなりの数をこなされているご様子 (''ω'')ノ
宮田酒店の店主さんとお話する機会がございまして、
宮田酒店から引いてきた、おいしい焼酎をいただく
「蔵内極秘稟議書」
宮田さんいわく、
この焼酎は、現在の濾過技術で濾してしまうと、性能がいいので、香りも味も不純物もすべて取り除いてしまう。
それをあえて、古い濾過機を使用し、焦げの風味と脂肪酸を残した。 ( ..)φメモメモ
いい出来だが、暑い時期はダメ。
確かに、
焦げの香りが、イリュージョンのように・・・・・・万華鏡のように・・・映り行くカラーを見せてくれる。
口当たりも優しくトゲトゲしていないどころか、くちびるから舌の手前まではアルコールであることを角隠しで伏せて門をくぐっているかのよう。
これは癖になりそうな焼酎!
このお店!
「定食屋」と言われているだけあって、深酒はむずかしい。
酔えばOKという客の来るところではない。
おいしいお魚をつまんで、一杯ひっかけて、最後に御飯とお椀でしあわせを感じるお店。
心がゆっくり出来る貴重な時間。
ごちそうさまでした(^人^)