シェフのおまかせフルコース[ルヴェソンヴェール岡崎]
2014/09/27
東京のルヴェソンヴェール南大沢の川村シェフ経由で、
ルヴェソンヴェール岡崎の予約を取っていただきまして、いざ当日!
宿泊地が京都大学でしたので、
電動自転車で、坂をアップダウンして蹴上にようやく到着
電動自転車を京都駅付近で、レンタルしたときは、レンタル料金が高いと思いましたが、京都の坂をアップダウンしたところで、安い買い物をしたことに気がつきました。
到着です(`・ω・´)
京都市国際交流会館2階の「ルヴェソンヴェール岡崎」
さぁ~てと、
東京のルヴェソンヴェール南大沢からの予約とあって、ビックリされたようです。
東京と京都の繋がりって、客から見ても無いようですから、ブログ主をネタにヒエラルヒーを築くきっかけになればと思っております。
ですので、無理言って、川村シェフからお願いしました。
(でも、あとからそれは不要であるとわかりました。。。)
「東京から来た客は何だアリャ・・・」
「すいません・・・」
「わがままで・・・」なんて
言っていただけるとお会いしたときに話のきっかけになるのではないかと思います。
今回は、ディナーの一番高いコースを事前にお願いしております。
「シェフのおまかせフルコース 7560円」
光量が足りないのでピンボケ
テーブルセッティング
わくわくしますね!(´∀`)
まず、
「何を飲まれますか?」と藤岡さん
「では、泡で!」とブログ主
出てきましたのが、東京でもよくお目にかかっている、
スパークリングのブーケドール
写っているのは、ルヴェソンヴェール岡崎の藤岡さんの手
さまになってますよね! かっこいい!
泡です。 シュワシュワです。
【一品目】 食前のお愉しみ
さて、これが、面白かった!
「九条ネギのタルト」
ネギの香りが素敵
サクっと一口食べると、強すぎもせず、弱すぎもしないネギの香りがフワァ~って! 口いっぱいに広がります。
「オレ、京都に来たんだぁ~(´∀`)」と、しみじみ実感!
京野菜に報われた感じ!
【二品目】 本日の冷前菜
ホワイトバルサミコを使ったあぶりサバのマリネ、ユリ根のピュレ
今回、印象に残ったのが、コレ!
サバの臭みはなし。ホワイトバルサミコで〆た、あぶりサバ。
独特の脂臭さも、上手に調整。いい香りだけ頂いたようなお皿
短冊にちりばめられているのは、青りんご
軽いマリネを引き出すために、果実の酸味を持ってきています。
ユリ根のピュレ(ピューレの事ね)が、サバや青りんごの軽い酸味を被せて、畳み込ませるのか思いきや、見事な調和と舌触り。
懐柔という言葉がふさわしい、ユリ根のピュレの存在が素敵でした。
この、目玉みたいなもの! 酸っぱいんです。
聞いたけど忘れちゃった・・・(゚Д゚)
【白ワイン】
ボルドーの Chateau Vignol 2013 / シャトーヴィニョル2013 ブラン
ここには、写ってませんが、ボトルには「トンボ」
これ、どっかで飲んだことあるんですよ!でも、いつどこで飲んだかが記憶に無い(>_<)
さて、このワイン、ルヴェソンヴェール岡崎の料理の魚料理にしては、ちょっとジャジャ馬のような存在。
グラスでのオーダーですから、しょうがないんですが、ちょっと樽の香りが強いんです。若いため酸味もチョイ、とがっている。
で、
ホールの藤岡さんにお話しましたら、別のやつ持ってきてくれました。
余ったんでコレどうぞって! 本当に、ありがとうございます。
持ってきていただいたのは、後でわかったのですがシャブリ2008です。
こちらは、いい余韻でした。 シャブリのどのシャトーか?どこの作り手か?はわかりませんけど・・・
【三品目】 本日の温前菜
鴨のフォアグラ
メインに匹敵するようなものが、まだ前菜ですって!
フォアグラを口に運びますと、フワァ~っと広がり、幸せになります。
脂のなせるワザ。 かといってくど過ぎず。 ソースは王道の合わせ方ですが、いいですね、後押ししています。
ごめんなさい、撮影前に手をつけてしまいました・・・
【四品目】 本日のお魚料理
高知県産ヒョウ鯛のカダイフ包み、エビのソース、京野菜
小さいニンジンは姫人参
千枚漬けのイメージ
がぼちゃの裏ごしが丁寧
カボチャは、レモンで軽くしてあるそう
舌触りが、なんともいえなく、マッタリとトロトロの中間のちょっとマッタリ寄り、丁寧な仕事
【赤ワイン】をお願いしました。
ヴァルヴィニ・・・うぅ~ん! 悪くは無い。悪くは無いんだけどココで君に会うとは思わなかった。
【五品目】 本日のお肉料理
○○産牛ロース 赤ワインソース
「○○」は、覚えていないだけです!(゚Д゚)
シシトウとナス(見えづらい)をグリルド
ポテトのニョッキ
お皿のラインは・・・・忘れた・・・(>_<)
さて、
このお皿、ちょっとキザですね(^ω^)
お肉をわざと2つに切り分けてます。
なおかつ、その断面を客の正面に向けています。
「火の入れ方」を見せてくれているのです。
脇に、コショウと塩! 味のバリエーションをどうぞ!ということです。
ヴァルヴィニでは、ちょっと役不足だったかなぁ~
でも、藤岡さんとお話できたのが、
京都もヴァルヴィニ使うんですね・・・とか、
ハスミワインさんとは、円居全体で、お付き合いがあるんでしょうかねぇ~・・・とか、
ハスミさんのワインの試飲会とか、いかれます?・・・とか、
結構、話が弾みました。
本日のデザート・・・・の前に、
「足りないから、もう一品、アラカルトでお願いします」と、また、
わがままがでました。(´Д`)
藤岡さん、びっくりしたような顔でキッチンに飛び込みました。
困っていました。(´Д`)
マジで困ってました。(´・ω・`)
とてつもなく、困ってました。(>_<)
なんせ21時には、京都市国際交流会館からは、出なくてはならない。
なので、アラカルト一品といったら、デザートやコーヒーやらの時間が少なくなるのは
目に見えておりまして、押せ押せの状態で、・・・
「鴨ならお出しできます」との事
お願いしました。
【アラカルト】
マグレ鴨 紅芯大根とレンズ豆
こういう客は困りますよね。('A`)
実は、ホールには、藤岡さんの他に、ムッシュいとうから近藤さんも応援に駆けつけていまして、2人体制でした。
この、京都国際交流会館は、
21時ジャストに閉まる。 閉まるだけじゃない。
客は、
いかなる理由があろうとも完全退館しなくてはならない。
そこに、
ブログ主が「アラカルト」をオーダーしたものですから、
お二人で時計をチラチラと、気が気でない!
普通の客なら断れますが、
RV東京から予約してきた客で、
食べ物ブログまでやっているとあれば、
断ったら書かれちゃいますよね・・・だから無碍に断れない・・・
暗黙の圧力でわがままを聞いていいただいた次第であります。はいゴメンナサイ(>_<)
本当に失礼いたしました。
【六品目】 本日のデザート
○○○○○○○
ゴメンナサイ。 名前を覚えていません。
立ててきましたね。
【最後に】
全体的に、料理は、見た目が派手。
ド派手ではありませんが、キザです。
それが、悪いことか?というと、そうではありません。
シェフのイメージや方向性もありますので、面白いコース仕立てで、交響詩となっています。楽しめます。
京都市国際交流会館ということと、蹴上という土地柄、客層を鑑みますと、伊藤オーナーのお考えが良くわかります。 たぶん大抜擢したのでしょう。
このお店(ルヴェソンヴェール岡崎)ですが、
ディナーは、
夜、到着してはダメです。 もったいないです。
大きな窓からの、京都の山の日の暮れる雰囲気! 最高です。
ですので、夕方の雰囲気のいい時間帯が、絶対のおすすめです。
ブログ主のように、
夜に到着しても、玄関前と仁王門通りの車のテールライトしか見えません。それだとちょっともったいないかなぁ~!
大満足でした。