フランス料理古典 牛肉のカンカレーズ
2013/12/25
ブ主 「肉、食べたい」 シェ 「・・・・考え中」 ブ主 「なんだったら、ミートソースの再来でもいいよ」 シェ ∑(#`皿´ノ)ノ 怒 シェ 「・・・・考え中」 シェ 「・・・・ブツブツブツ・・・・」 シェ 「・・・いきなり、本番じゃなぁ~・・・」 シェ 「・・・いや~、うぅ~ん~・・・」 シェ 「・・・いや、やっぱりなぁ~~・・・」
相当、悩んでました。 Blog主は相当厄介なお客のようです。 で、出てきました 古典フランス料理 牛肉のカンカレーズ 牛フィレ肉のソテーにカキをちょこんとのせて、上からソース ひとくち目、いきなりの不協和音! カキと牛肉はいきなりでは合わない それぞれの、そのものの素材は、個性が強すぎる だけど・・・あれ・・・???
ふたくち目、7音階での和音を否定した 12音での曲のよう でもね「食べたくない」という否定はないんです。 そういう衝動にも駆られない。
モグモグ・・・モグモグ・・・
みくち目、なに?この調和 これもありかもね! 2つの大きな個性を肯定するものはなにかなぁ~? ソースなのかな?焼きなのかな? 付け合せなのかなぁ?
最後、パンにぬぐって食べました。
さて、この古典料理、三村シェフいわくシェ 「・・・ほかの店で、わざとこの古典を出すなら・・・」 シェ 「カキは使わないんじゃないかなぁ~」 シェ 「怖いもんなぁ~」 シェ 「無難なところで、ホタテとかなぁ~ これなら安パイだし!」 ブ主 「ホタテなら、香りから引き立て役に合いそうですよね」 シェ 「でも、それじゃつまんない」 シェ 「で、ほかの客ならホタテ、だけど、ブログ主さんなら・・・・・・」 シェ 「いきなりで(予行練習もなくの意)、何十年ぶりなんだけど、出してみたよ」
シェ 「で、ダメ?」 ブ主 「最初ダメでした。あの不要和音のような個性ぶつかりは、食べる側としては扱いに困りました」 ブ主 「だけど、ふたくち目とか、みくち目からは、いいんですよ。あれ??っていう感じ」 シェ 「ふぅ~ん、なるほど・・・」
してやったりというドヤ顔 (-。-)y-゜゜゜シェ 「でもさ、今の時代、もっとおいしいものがあるしね・・・・」
シェ 「あれ、やっぱりもやしから水、出ちゃったね。 ごめん。・・・・」
この料理、お店の誰にも分けませんでした。 そう、だれにも、ご馳走しませんでした。 なんでか? それは、ひと口で舌や脳が理解(否、納得)できないから ふたくち、みくちを3人で分けたら、自分の食べる分が無くなっちゃうって・・・・(・_・;) ゆるして・・・・
三村シェフは、誰に向かって、昔、勉強した古典料理を出してくるんでしょうねぇ~? 【用語】http://www.shibatashoten.co.jp/words/detail.php?wid=110
(一部引用)
- cancalaise カンカレーズ
- ア・ラ・カンカレーズでカンカル風
- 牡蠣産地の漁村カンカルにちなみ、牡蠣を使う料理