まどいでは別格のイタリアン ベジバル
2014/12/06
京都の円居では、別格のイタリアン Vege-Bar(ベジバル)
しかし、入口は以外に「かわいい」
円居グループでのイタリアンはココのみ
ただイタリアン形態なので「別格」ではなく、
料理のセンス、ワインのセンスが共に、通常のリストランテよりも「別格」であるという意味
イタリアで外遊してきたシェフ、
ソムリエが二人、それもワインの知識のすごい方が2人もいらっしゃる店
スゴイ! まじでスゴイっ! リストランテである!
東京でも、こんな店。 そう、なかなか、あるもんじゃない。
それもこの価格です。 高くない!
烏丸四条
阪急京都線烏丸駅、
京都市営地下鉄烏丸線 四条駅から、
それぞれ100m圏内、
四条を境にして「新町通」にワインの強豪店が2店舗もそろってしまった
何たる地区であろう
先週、偶然にも「Musee(ワインバーミュゼ)」の行きと帰り、新町通を下り、この店を見て知っていたのです。 そう印象に残っていた。
まずは、【1杯目】
Abbotts & Delaunay IGP Pays d'oc Syrah 2012 / アボッツ エ ドロネイ IGP ペイ ドック シラー 2012
口にする前から、感覚が「カチっ」ってスイッチが入りました。
ひとくち!
「すごい!」の言葉しか出なかった。
思わず、のけぞっちゃいましたよ。
FI
果実味が前面にでて主張が強い
ゲルマン民族が好きそうな果実味
果実味や甘み、香りがギューッと凝縮、ほんの少しだけ何かの香りを足したようなイメージ
ですので、華やかな香りはありませんが、おしとやかでしっかりとした
ベリー系の味
Languedoc シラー100%
アボッツさんがドロネイ社を買収
http://www.dis-export.com/abbotts&delaunay.html
注ぎ方が、カッコイイですね。
注いでいただいているのは、山口徹シェフソムリエ
第7回 全日本最優秀ソムリエコンクール予選通過
http://www.sommelier.jp/the7th_sommelier/
ちなみに、第6回も・・・
すごい方に注いでもらってます。 恐縮です
ワインの微妙な注ぎ方の速度、どこまで酸化させればいいのかわかってらっしゃる!
わざと音が鳴るぐらいまで、水面を叩きつけるように
ゆーっくり、ゆーっくり、、注ぎ
酸化させて、味が広がるようにしているんですねぇ~!たぶん・・・
こういう、注ぎ方があるんですね! 勉強になる!
ただ、注げばいいってもんじゃないですね
で、
山口徹シェフソムリエが、
「やみつきになるパスタがある」
「コレばっかりまかないで食べてます」
ってことで、
「じゃ!それ」ってオーダー
【一品目】
豚バラとモツのピリ辛トマトソース ナポリ風 パスタ(量少な目)
絶品です!最高です!
モツのトマト煮込み風なのですが、まったく臭くありません。
食感が、これまた面白い
あぁ~!(´Д`) 照明の加減で影が入っちゃった(>_<)
量は少なめです。
このお店に来る前に、ラトゥールでコースを食べているものですから、「量、少なくお願いします」とお願いしました。
しかし、この後、爆食スイッチが入ります。
山岡寛典シェフのパスタ。
山岡寛典シェフ、
イタリアを外遊してこられて、しっかりと慣習と風土と味を、腕にしみ込ませた方。
パスタを食べればすぐわかります。
日本で修行された方か? 外遊された方か?が、ね。
風貌もイタリアンしています。 絶対に日本人ではない!(・´з`・)
http://kyoto-itaken.com/member/shimogyo/350.html
【2杯目】 白ワイン
GOMARIZ X Albarino 2012 Vino de encostas de xistos / ゴマリス X アルバリーニョ 2012
FI
たしか・・・かすかにハニー香を感じていました。
最初だけ、香りと酸味と樽香は強く主張してないので、弱いのか?と錯覚。しかし、あとからグングン追い上げる強さあり
ごめんなさい
実は、思い出せないんです。この味を・・・
・・・だったよなぁってな感じ
エチケットに思いっきり「X(エックス)」 バツではありません
山口徹シェフソムリエに、ブログ主の舌のレベルがバレてしまった。
知識も無ければ、感覚も鈍く、分析もできない。
そんな生半可なワイン好きが、・・・
バレバレだぁ~(´Д`)
ブログ主は ワインを飲めば飲むほど ワインがわからなくなります。
【二品目】 アスフィ(普通盛)
ソレントの田舎料理 だ、そうです
パスタの形が独特
ソレントはナポリの50kmぐらい南
あさりのほかに、貝柱やら
パスタに、具材のうまみが、「ぎゅぅ~っ」としみ込んで、ウマイのなんの!
そういえばですね、
山岡寛典シェフの味を引き継いでいる人は、ベジバルにいらっしゃるのですが、東京のルヴェソンヴェールにも居ます。
山岡寛典シェフが、
東京に研修か?出張か?でヘルプで、はいられた時、パスタを仕込んだひとりが、市川さん。
市川さん、ルヴェソンヴェール本郷店で活躍している思うのですが、時々、南大沢店の川村シェフがお休みのときヘルプで入っています。 ちょっと前は、駒場店でパスタ番やっていたそうです。 お見かけしたときは、いじめてやってください。
「パスタおねがいします・・・おまかせで・・・市川さんの感性で・・・」
って
【3本目】 白ワイン
Chapel Hill Pinot Grigio 2012 / チャペル・ヒル ピノ・グリージョ 2012
ハンガリーの白、
ブログ主、ワインを、甘口とか辛口って言うのがキライなのですが、
辛口です。
っていうか、辛口しか飲みません。 いや、飲めないのです。
さて、このワインを飲むころは、もうね、ベロベロです。
お酒・・・弱いんです(=_=)
FIで、かんきつ系だけれども、スモーキーさを感じていたようです。
(メモより・・・字が読み取れないんですけどね。。。)
【三品目】
リングイネのポロネーゼ ローズマリーの香り(普通盛)
山岡寛典シェフに
ブ主 「煮込みのパスタはありませんか? ボロネーゼのような肉々(にくにく)しいヤツ」とお願いしました。
出てきたのが、コレ
肉々しい! おいしい! 食べ応えあり~!
ボ~ノォ~!ボ~ノォ~!ボ~ノォ~!
ローズマリーのアクセント、邪魔してません。
面白いぐらいにおいしい! すばらしい、見事。
山岡シェフさすがです。
山口徹シェフソムリエに、
「コース食べた後に、パスタ3皿食べた人、始めて見た」って・・・
ホメられちゃった(´Д`)テヘッ
さて、会計しようとしましたら、
これまたワインの知識のすごい中島はるみソムリエ
- 中島さん「最後に、あれ、お出し しましょうよ」
- 山口さん「そうそう!」
- 山岡さん「ムフフっ」
- 山口さん「山岡さん特製のお酒があるんですよ!」
- 中島さん「悪魔の酒と言われているものがあるんですよ。食後酒としてピッタリです」
- ブログ主「じゃ、お願いします」
で、
出てきたのが、
リモンチェッロ(レモンチェッロ)
山岡シェフお手製の自家製
引っ掛けたら、目がシャキっとなるお酒
(昔のロボットアニメで、人が乗ったり魂が入ったりすると、ロボットの目が光るでしょ! あんな感じ!)
レモンの香りが、ものすごくたくましく、それで甘い。
アルコール臭さは、まったく無く、クイッ!クイッ!っと飲める。
飲んで楽しいのです。
デザートワインとして最高です。
けど、コレ!あぶない! 危険! デンジャラス! 調子のったらダメ!
このお酒、飲んだ瞬間・・・スピリタスでしょうか?
アルコール度数が100%に近いやつ。
または、それに類似するウォッカ!
そういえば、スピリタスか?スピリッツ? って、
緑のラベル以外に赤いラベルがあったと思うんですが、どこいっちゃったんでしょうね?
よく昔、赤いラベルばかり買っていました。
リモンチェッロ
後日、調べましたら、レモンの皮を「コレでもか」ってぐらいの量と、角砂糖、それを漬けて作るお酒だそう。
それ以上の細かいところは、山岡シェフにしか知らないところ。
そのあと、
帰るとき、フラフラのベロベロでした。
もう大変でしたよ。
中島はるみソムリエ、かわいいのに悪魔です。
中島はるみソムリエも、なかなかの経歴の持ち主で
社団法人日本ソムリエ協会
第2回ソムリエ・スカラシップ二次審査通過者(2012年)
で、ファイナリストまで残った方
このコンテスト、次世代を担う27歳以下の若手ソムリエの育成を目的としたものだそう
上のURLクリックして見てください。名前が出ています。
で、
お土産に1本お買い上げしまして、
ルヴェソンヴェール南大沢店の川村シェフにお土産
川村シェフには、
「お店で出しちゃってください。もしくは、まかないで飲んでください。」
と、お渡ししましたので、運のいい方は、ルヴェソンヴェール南大沢店で、京都ベジバルの「悪魔の酒(ゲフンゲフン) リモンチェッロ」が楽しめます。 聞いてみてください。
ちなみに蒸発??(-_-)が早いのですぐに無くなります。