第30回ワイン入門講座【2014年06月25日(水) 20時~】
2014/06/26
【資料】
第30回 ワイン講座
平成26年6月25日 案内人 小林秀雄
ワイン講座も早くも30回を迎えました。これもご参加いただく皆様のお蔭と感謝申し上げます〟 今月のテーマは、梅雨空をぶっ飛ばせ! !今年は比較的過ごしやすい梅雨ですが、それでもジメジメした気候も気分もぶつ飛ばせということで、さっぱりしたものから、元気の出るものまで、楽しんで頂きます。
【貸切】
ワイン入門講座(毎月 最終水曜日)は、19時から2時間程度は貸切
【今回のお料理とおつまみ】 料金に含む
実は、これ以外にも料理が・・・
【今回のワインたち(空ビン)】 左から
- カヴァ ヴィジエガ ブリュット ロサード
- サンソー 2013
- ブテオ 2012 mg von sol
- サン コム ヴァンド ペイ シラー 2006
- シャトー レ トロワ クロワ 2010
FI:ファーストインプレッション
【1本目】
マスター プレゼンツ
スペイン カタルーニヤ地方
カヴァ ヴィジエガ ブリュット ロサード / Cava Visiega Brut Rosado (NV)
生産者 ヴィジエガ
セバ一ジュ マカベオ チャレツロ バリエリャーダ
CAVA(カヴァ) スペインのスパークリングワイン
FI、いちご(氷いちごシロップ)を感じ、ベリー系もイメージ
そのまま飲み続けても、氷いちごを連想
泡特有の苦みある、しかし、それほど(氷いちご程)甘くないので、甘みをかすかに遠くに感じる
いちごシロップ香の遠くのかすかな甘み
しかしながら、その甘味で満足
.
【2本目】
フランス ラングドック地方
ロゼ サンソー 2013
生産者 ローラン ミケール社
セパージュ サンソー100%
ロックで飲むワイン?!
飲んでしまったので、エチケットのバラがつぼみになってしまった。
キンキンに冷やして飲むのが吉
エチケットに一輪のバラ、飲み終わると「つぼみ」になる。おもしろい
今回は、ワインをロックで飲んでみてほしいとのこと
ワイングラスに氷を入れて飲む
FI、優しい香りに包まれる。氷を入れているからだろうか? 酸味は刺激は全くなくバラのやわらかい香りの中の酸っぱさ、これもかすかに遠く感じる香り
後からも、ふわ~っと広がるバラ、優しい甘みで長~いひと時
.
【3本目】
オーストリア ヴァインフィアテル
ブテオ 2012 mg von sol
生産者 ミヒャエル ギンドル
セパ一ジュ ブリュ一ナー フェルトリナー100%
BIO
FI、濃い! 濃くておいしいシードルのよう 酸味があるが、刺激が苦にならない
口に含み舌で感じるまで、酸味の刺激を感じるが、すぐさま甘みか?何かに化学変化したように、口に広がる
飲んでいるうちにその酸味が心地よい
太陽と木々の緑の香りを多く感じる
ちょっと、遊びで温めると、パイナップルの缶詰をイメージ、
パイナップルとシロップ特有の香りと錫の合金缶のハーモニー
【4本目】
フランス コート デュ ローヌ地方 ジゴンタス地区
サン コム ヴァンド ペイ シラー 2006
生産者 シャトー ド サン コム
セバ一ジュ シラ一100%
グラスからの香りが素敵。力強く薫る雰囲気は、長く香ることを約束しているかのよう
FI、香りに誘わるままに、ひと口含めば、素直に喉を通る。飲みやすい
酸味もタンニンの渋みも素直 調和のとれている感あり
色と重さの割にタンニンを感じにくいので軽いというか飲みやすさがあるので軽いと感じギャップにドキドキ
そのまま飲みすすめると、舌にピリピリ感が出てくる。また、香りも上質なトルエンやアセトン香をイメージ
【5本目】
フランス ポルドー地方 フロンサック地区
シャトー レ トロワ クロワ 2010
生産者 パトリック レオン(元シャトームートン 最高造責任者)
セパージュ メルロー85% カベルネ・フラン15%
マグナムボトル
FI、メルローが多いにもかかわらず、シャトームートンの面影を見る
オマージュなのだろうか?!
酸味が少なく、落ち着いて飲んでいられる逸品
メルロー特有のミネラル感(枯葉やヨード香)は、前面に出ていないばかりか、かなり影が薄い
メルロー85%ですという紹介に身構え、そのあとひと口いただくと、メルローという事を忘れてしまって楽しんでいる自分である。
ハッ!と気が付き、メルローを探すがいない。そのギャップに残念な想いと、ホッとする想いが心の底にあった
【よかったもの】
全体的に、酸味が少なく、やさしい、ワイン
テーマが、「ツユ空をブッ飛ばせ」なので、どんな酸っぱいものを持ってくるのか? どうやって爽快感を出すのか?と思っていたが
雨宿りにそっと傘を差しだされたような物語。 その傘がバラの香り。 お礼に微笑みを返す。水彩画の梅雨空の情景にもかかわらず、あじさいは咲いていない。
ストーリーテラーは、5本のワインから、たらし込みで水彩画を創り上げた。
【3本目】 BIOは、なにやってもBIOってだけで勝ち
【4本目】 いいね!
【5本目】 いいね!
【今回の案内人】
リストランテ タベルナーラ ボキボキーナ総料理長 兼 太極治療院 院長 小林秀雄 氏
世界一予約が取れないレストランらしい
【次回予告】
- 平成26年7月30日 20時~ 1.50Hr程度
- テーマ 「夏に飲むワイン」