ルヴェソンヴェール南大沢 ワイン会 テーマは『ソーヴィニヨン・ブラン』
2012/11/28
右から
1杯目:サン=ブリ 2006
2杯目:チャーモネッグ Tschermonegg 、オーストリア (Sauvignon Blanc Lubekogel 何年??, Tschermonegg,)
3杯目:Entre-Deux-Mers (アントル・ドゥー・メール・・・「2つの海の間」の意) 2009
右から
1杯目:サン=ブリ 2006
2杯目:チャーモネッグ Tschermonegg 、オーストリア (Sauvignon Blanc Lubekogel 何年??, Tschermonegg,)
3杯目:Entre-Deux-Mers (アントル・ドゥー・メール・・・「2つの海の間」の意) 2009
◆◆◆1杯目de1品目◆◆◆
■ワイン:サン=ブリ 2006
■料理:貝類のヴィシソワーズ
ミネラルの香りが強い
佐々木店長、川村料理長の御両人曰く、
今回のイベントを簡単に引き受けたものの「難しかった」との事でして、
1杯目のサン=ブリが、開けたとたんに、ポテンシャルが思っていたより「強い!」
香りと味が強く、苦みと酸っぱさが強かった。貝類の出汁のヴィシソワーズに合わせようとしたが、ワインが強すぎた、との事です。
「カキもってくればよかったー」とも。。。
3杯目のワインと取り替えようとも御両人で相談したぐらい、だそう。
でも、そうするとワインの方向が違う方角へ向いてしまうとの事でこのままとしたそうです。
サン=ブリ(WiKi) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%83%96%E3%83%AA
ブルゴーニュワインの1つ。2003年にAOCに昇格。(WiKiより)
DOMAINE JACKY RENARD (ドメーヌ・ジャッキー・ルナール)
A0C: サン・ブリ、 葡萄品種: ソーヴィニヨン・ブラン、 樽熟成せず
http://www.vievin.co.jp/
いろが濃いでしょ
輸入元が南大沢なんですね。 ヴィーヴァン倶楽部株式会社 東京都八王子市南大沢1-22-2 http://www.vievin.co.jp/
「貝類のヴィシソワーズ」の単品では料理としてはかなり上品。
よくもまぁ~、こんな繊細な味と雰囲気を出せるものだというぐらいの、一品です。絶賛です! 大絶賛です!!!

ワインが強いというだけで料理が×(ダメ)という事ではないという事を断言いたします。
ミネラルと合わせるという事で「青のりのグリッシーニ」
グリッシーニ(WiKi) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B
「青のりのグリッシーニ」はミネラルたっぷりなのでこの白ワインと相性をあわせる?
「貝類のビシソワーズ」の繊細さと「青のりのグリッシーニ」の香りでの両極端の大胆さと、このワインとで共通しているミネラルの香りで結びつけられるかな?
。。。ではブログ主の意見を、
ワインが強かったことは否めません。こればっかりは開けてみないとわかりませんから。
で、このワインであれば、味はもっと「下品」でも良かったと思います。そう、もっと貝の風味を前面に押し出しても良かったと料理長にお伝えしました。
料理長曰く、クラムチャウダー風が良かったかもしれない。シャブリと同等に扱って、カキで責めてもよかったとのこと。
確かにおっしゃる通り。
◆◆◆2杯目de2品目◆◆◆
■ワイン:チャーモネッグ Tschermonegg 、オーストリア (Sauvignon Blanc Lubekogel 何年??, Tschermonegg,)
■料理:貝柱とツブ貝のカッペリーニ
なんと独特の香りと味(苦みと酸っぱさ)でしょう。たとえようのない白ワイン
青りんごの香りを遠くに見ましたが、アプリコットとたとえられているほうが近い。
さて、この冷製のパスタ 貝柱とツブ貝、エストラゴン(タラゴン)がふんだんに盛り込まれています。
カッペリーニ、日本のそうめんや春雨のような食感。


2杯目のワイン「チャーモネッグ 」を、煮詰めた酸っぱいソースが合うんです。
清涼感いっぱいで夏を堪能しました。初夏ですね。
これは、「菜花(なばな)」のペーストを貝柱とツブ貝のスープでつけ汁にしたもので、これまた面白い。
菜の花の独特の臭みが無く、相乗効果で洋風つけ麺状態。
カッペリーニ(WiKi) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B
非常に細いパスタ
◆◆◆3杯目de3品目◆◆◆
■ワイン:Entre-Deux-Mers (アントル・ドゥー・メール・・・「2つの海の間」の意) 2009
■料理:真鯛のポアレと手長海老 キヌア(穀物の一種)添え
ボルドーです。アッセンブラージュしたソービニヨン・ブランが主体
アントル・ドゥー・メール(Entre-Deux-Mers) ボルドーワインのAOCのひとつ。(WiKi) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB
この白ワイン「アントル・ドゥー・メール」は、温度によって料理の相性が変化
真鯛のポアレと手長海老 キヌア(穀物の一種)添え
冷温状態のときは真鯛のポアレと相性がいいのです。
佐々木店長が「常温にして下さい」という事で、白ワインのグラスを手で温めて常温にすると
真鯛のポアレに買っちゃうんです。しかし、手長海老の香ばしさには負けちゃうんです。
冷温状態と常温状態で二つの香りが楽しめます。 白ワインだから冷温という、決めつけはいけないんですね。
◆◆◆3杯とおまけ4品目◆◆◆
■料理:サケの燻製
サケの燻製とこのワインをあわせてみてくださいと佐々木店長のご提案で、試してみました。
1杯目 サケの燻製が勝ってしまいます。ワインの酸っぱさと苦さはあれども、香りが飛んでしまい弱くなってしまいました。
2杯目 このワインが独特すぎるのでしょう。このワインはこのワインだけで楽しむものなのかもしれません。
3杯目 無難でした。
右から
1杯目:サン=ブリ 2006
2杯目:チャーモネッグ Tschermonegg 、オーストリア (Sauvignon Blanc Lubekogel 何年??, Tschermonegg,)
3杯目:Entre-Deux-Mers (アントル・ドゥー・メール・・・「2つの海の間」の意) 2009
◆◆◆最後に◆◆◆
ゴールデンウィーク中に、ゴールデンウィークの最後の日のディナーにお願いしましたので、食材の手配など、難しかったのでしょう。
ブログ主 「また、このような機会を設けてください」
川村料理長 「...時間をください」
。。。そうとうキツかったのですね。(*_ _)人ゴメンナサイ
次回は、
たぶん、「赤」になるんじゃないかな?
それとも「シュワシュワ」かな?
。。。(^o^)/
5000円(税込)ぐらいでお願いできませんでしょうかね?! (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ・・・
佐々木店長、川村料理長、ブログ主の食を通じたお遊びと、ワインの勉強会でした。
◆◆◆お店◆◆◆
〒163-8001
東京都八王子市南大沢1丁目1 首都大学東京国際交流会館内
042-677-3301
京王線南大沢駅から徒歩5~10分程度
ランチ:1,000円(税込)
ディナー:コース2,500円~
http://www.leversonverre-tokyo.com/restaurant_minamiosawa/
ごちそうさまでした(-人-)


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